口頭弁論までの手順

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60万円以下の金銭にまつわるトラブルの解決として有効なのが少額訴訟です。通常の裁判と違い、原則として1回の審理で決着しますので、費用と時間を節約することが可能です。
この少額訴訟を提起するためには、まず訴状を作成することから始めなければいけません。訴状は自分でも作成することができますが、簡易裁判所に行けば受付窓口で定型の訴状用紙がもらえ、相談や説明を受けることもできます。
通常の裁判と同様、少額訴訟においても原則として訴訟は相手方の居住地を管轄する簡易裁判所に提訴しなければいけませんので、訴状もそちらへ提出します。なおこの際に原告は少額訴訟を求めるものであること、その簡易裁判所でその年に少額訴訟を提起した回数を届け出る必要があります。
訴状が提出されれば、簡易裁判所から審理をする期日を記した呼び出し状が送付されます。この時、被告には訴状と証拠の写しも同時に送付されます。審理の前には簡易裁判所の書記官による事情聴取があり、事実関係の確認がおこなわれたり、証拠、証人の用意などを指示されます。また被告側が答弁書を提出している場合は、裁判所からこれを受け取り確認しておくことになります。
以上が口頭弁論までの流れとなります。実際の審理は30分から2時間ほどで終了しますが、相手方が通常訴訟手続きを望む場合は少額訴訟を利用することができず、通常訴訟手続きに移行しなければいけません。